カノムパン サンカヤー バイトゥーイ
- Klaa
- 2020年5月10日
- 読了時間: 2分
【ขนมปังสังขยาใบเตย】
直訳すると、「パンダンカスタードクリームパン」 初バンコク滞在中にセブンイレブンで買って(20THB位だったか)食べたのが初体験だった。緑色のクリームが入った小ぶりなコロッとしたパン。日本のクリームパンほど平べったくなく丸みを帯びたクリームパンだ。その横には紫色のクリームパンも。紫色が好きなので先に手が伸びたのはこっちの方。紫はタロイモであろうことが分かっていたので、何も考えずカゴに放り込んだ。
なに?この緑のクリーム?抹茶じゃないよね…
はまった。
カノムパン = パン
サンカヤー = カスタードクリーム
バイトゥーイ = パンダンリーフ
バイトゥーイは日本語では「タコヤシの葉」
バイ=葉
トゥーイ=パンダン
バイトゥーイはアジアや環太平洋の熱帯地域で育つタコノキ科の植物、等の記載が見受けられるが正しくは、植物名は“トゥーイ”、“バイトゥーイ”その植物の葉。
この葉っぱで包み焼きにされた肉料理などもあるが、「東洋のバニラ」と称されるその甘い香りからデザートの薫り付けや、綺麗な緑色が出せるため色付けに使用されることが多い。

これは、バンコク「サイアムパラゴン」のスーパーマーケット併設のベーカリーで購入したもの。コンビニのものより数段美味しい。でも、その上をいくアツアツのフワフワを味わうにはやっぱり屋台が一番。角切りにされたアツアツ食パンをサンカヤーにつけて食べる。微笑みがこぼれる。
シンガポールの「カヤトースト」もバイトゥーイが使われていることを最近知った。シンガポールで “カヤジャム” を購入してきたことがあるが、これほど綺麗な緑色はしていなかったし、これほど美味しかった記憶は残念ながら、ない。
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