グズリア
- Klaa
- 2021年5月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年8月21日
芋虫を揚げたような形をした、かりんとうのような食感の伝統的なGuamのお菓子。

初めてGuamを訪れたのは1980年の春。叔母が結婚と同時にGuamに定住し始めたのがきっかけだった。
当時のGuamは現在のように開けた観光地ではなかった。現在、『ホテルロード』と呼ばれているタモン湾に立ち並ぶホテル群に沿った『サンビトレスロード』は建物もまばらで、際までヤシの木が生い茂っており、観光客がふらふらと散歩できるような所ではなかった。手つかずの自然がGuamの良さだったのに、今は、あの古き良きGuamの面影は跡形もなくなってしまった。

あれから、計8回ほどGuamを訪れているが、昨年、叔父(叔母の夫)が他界したのを機に叔母もGuamを離れる決心をして帰国する準備をし始めたが、”COVID-19” の万延が原因で様々な手続きが思うように進まないらしい。その叔母が叔父の遺骨を納めに一時帰国をした際にお土産に持ってきてくれたものが、
これ⬇。

「好きだったから買ってきたよ。真空パックになっているのを見付けたから…」
"Main Street Delicatessen & Bakery" 製のグズリア。

今まで、滞在時に食べるか、数日で食べきれるほどの量を一袋買って帰ってくるかしかできなかったのは、紙箱の中にとりあえずビニールパックしました状態で入っているような日持ちのしないものしか売られていなかったから。
なんでだかこれ、気にいっていて、よく口にしていたのを覚えていてくれたようだ。

今はどうなっているのか分からないが、Guamで生産されていてお土産に出来そうなものはマカデミアナッツ入りのチョコレートの一部と、このグズリア程度であった。でも、チョコレートは ”Hawaiian Host”(ハワイ産) のほうが美味しかった。だから、必然的に…

小麦粉・砂糖・ココナッツミルクだけで作られていていたってシンプルなGuamの伝統的なお菓子である。ココナッツミルクが好きなこともあり、はまってしまったのかもしれないが、ココナッツの味がもっと強くても良い(強い方がいい)と思うくらいココナッツの自己主張は感じられない。
"Payless Supermarket” などで袋買いをしていたが、お土産用にはコンビニ ”ABC Stores” 等で小箱も購入可ある。
是非、一度!
Comments