ゲーン キヤオ ワーン
- Klaa
- 2020年7月12日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年8月14日
【แกงเขียวหวาน】

日本では「グリーンカレー」として知られる料理。我が家では結婚以来(ほぼ30年間)たびたび食卓に上る家庭料理の一種である。15年ほど前、知人を招いた夕食で「グリーンカレー」を出したところ、その中の一名が初体験で、一目惚れ、結果、新婚旅行の行き先がタイになった。そのくらい、はまると、とことんはまるのが “ゲーン キヤオ ワーン”
タイ料理の中で何が一番好きかと聞かれたら、躊躇なく “ゲーン キヤオ ワーン” と答える。

じつは、これ、カレーではない。辛い汁物なのでタイ国外ではカレーと呼ばれているようだが、「緑色で甘いスープ」が本名。数種のタイハーブと青唐辛子をすりつぶした緑色と、ココナッツミルクの甘さが特徴のスープである。我が家では具として、鶏の胸肉・茄子・しめじ・ピーマン・たけのこを入れるが、タイで食べるものには鶏肉と茄子くらいしか入っていない。茄子と言っても日本のものとは違い “マクアプロ” と呼ばれる白っぽい丸茄子と “マクアプアン” と呼ばれる大きめのグリンピースのように見える苦みのある茄子である。あとは、コブミカンの葉等、食べるときには取り出すものが浮いている感じ。

我が家の定番ブランドは「メープロイ」。輸入食品を扱う店には必ずと言って良いほどこのブランドが置いてある。メープロイの味に慣れてしまっているので、他のペーストで作るとなんだかとっても新鮮さを感じる。
タイでもレストランによって味は微妙に異なる。"アタリ" もあれば "ハズレ" もある。

スワンナプーム空港で国内線へのトランジット時に「しばらくぶりにタイでのゲーンキヤオワーン!」と、喜び勇んで、卵焼きもつけてもらい、いざっ!
卵、油っぽい。ゲーン、水っぽい。
ごめんなさい。「ハズレ」でした。
こんなこともあります。
色々なブランドを試してみたく、チェンマイで色々とペーストを買い込んできた。その中の一つ、透明のビニル袋に入ってカラー印刷されたシールが貼ってあるだけの何の飾りっ気もないペーストで作ってみたことがあった。

天気が悪かったので一日中家の片付け。買い物にも行かず、買ってあったもので食事の支度。
チェンマイで買い込んできたペーストを使って作ってみた。スーパーで買った、透明のビニール袋に入っているいかにも庶民派ペースト。タイの茄子は紫色をしていないので、ゲーン(カレースープ)が綺麗な緑色になる。なので、今日は茄子の皮を剥いて本物風に、そして、砂糖は昨年アンパワーで仕入れた「パームシュガー」を使用。
おいしい! でも、唇が痛い!
こんなに辛いの食べたことがない。タイで食べてもこれほど辛いの今まで出くわしたことがない!
おや?
ペースト、100g入り。 いつも使うカルディで買うブランドは、50g入り。 いつもの量で、ペーストが倍入ってるわけね。 そりゃー辛いわ。
3時間以上経っても、お腹の中ポッカポッカしてます。555555!
因みに、「食べる?」と聞くと、「いらない」と、即答した娘は別メニュー。"みよしの餃子" と "チジミ"
グレーンカレーにしなくて正解です。
「facebook」投稿より =May 3 2019=
妻、研修旅行でいない。娘、勿論食べない。2日間かけて一人で食べきった。

"Lazy Set" シリーズのゲーンキヤオワーンが今最もお気に入り。ココナッツミルクが粉末なのでこれを缶に代えたらもっと美味しくなるのではないかと思いながらもまだ試したことはない。ペースト以外に唐辛子・コブミカンの葉など乾燥したハーブも別袋で付いており、現地テイストがより一層濃く濃く味わえる。他のペーストに比べると価格は高いのだが、必ず買って帰ってくる。しかも、幾つも。
私がタイ語を習っていた先生の母親は市販のペーストは使わず、全てハーブや唐辛子をすりつぶすところから手作りするとのことだった。まさに、家庭の味!食べてみたい。
日本国内で口にしたゲーンキヤオワーンで満足できるものに出くわしたためしがない。新宿にある有名なタイ料理専門店でオーダーしたものもただ甘いだけで「えっ?何これ??」って代物だった。
長野に研修に行ったときの体験が以下。

"長野 de 研修"
1日目を終えて。
長野まで来て、なぜ? グリーンカレー??
泊まったホテルのレストランが、エスニック料理の店だったから。
ちょっと辛口レビュー
・ココナッツミルク濃度が低い
・辛いだけで、甘みがない
・具が 「おいっ!」 って感じ
「facebook」投稿より
=October 29 2015=
日本で食べるのであれば、自分で作るのが一番。
おまけ
グリーンカレー味となるとついつい手を出してしまう。

タイまで来てマクドナルドなんて…
「グリーンカレーパイ」「ドリアンマックフルーリー」期間限定
お腹がすいてるわけでもないのに飛び込んでしまった。

タイからのお土産にいただいた中の一品。これ以外のものから食べ始め大事に大事に最後までとってあったポテチ。これは、タイ滞在中にはビールのお供になること必至。
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