ローズマリー・プロジェクト
- Klaa
- 2020年9月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年8月16日
旭川医科大学の協力の下、ローズマリーが人間の身体に及ぼす影響についてのデータを収集する調査研究がスタート。

ローズマリー・プロジェクト被験者になる

2020年8月18日の朝刊に「被験者募集」のチラシが折り込まれた。出勤前に目にとまり、直ぐに、チラシ裏面に印刷されている申し込みフォーム用QRコードを利用して申し込みを完了した。
約3ヶ月、ローズマリーの鉢植えを部屋の中に置いた状態で生活をして、ローズマリーの揮発成分が健康増進にどのような効果を発揮するかという実験の被験者になるというもの。
8月30日の被験者への説明会には募集人員30名のところ40数名が参加しており、全員がプロジェクトへの参加を容認された。

シソ科・マンネンロウ属
和名:迷迭香(マンネンロウ)
地中海沿岸地方原産
高さ2メートルにも達する常緑灌木
大きく分けて、上に向かって伸びる立性・横方向に広がる匍匐(ほふく)性の2種類

検査内容
・血圧測定
・動脈硬化度測定
・最終糖化産物測定
・血液一般検査
・ストレスホルモン測定
・ナチュラルキラー活性測定
・抗酸化能測定
通常の血液検査では測定されることのない下3つの項目にとても興味をひかれる。これらは、血液検査なので結果は後日通知されるのであろう。
動脈硬化&最終糖化産物測定の結果はその場で教えてもらえた。検査結果は⬇

香りは立性の方が強い。同じシソ科なのでラベンダーと見た目は似ているものの、香りは全く異なるし、ラベンダーが "鎮静作用" が主効能であるのに対して、ローズマリーは "覚醒作用" である。そのため、寝室には置かない方がいいと説明会ではアドバイスを受けた。
第一回検査結果
2020年9月11日実施

・動脈硬化度測定
結果は左の通り。
なんと!血管年齢、71歳!!
やばいです。
両腕(血圧を測る辺り)、両足(くるぶしより少し上)に空気圧がかかるベルトを巻き、両手首をジェルシート付きのピンチで挟んでベッドに仰向けになった状態で測定。 初めての経験
・最終糖化産物測定
加齢現象や健康に関わると言われている物質、AGEs(Advanced Glycation Endproducts/終末糖化産物)を測定。
右手中指の腹をアルコール消毒してPCにつながれた直径20cm程の測定器の上部にあるセンサーに挿入して数十秒。
測定値は「0.46」 55歳の男性の平均値は「0.5」ということで、こちらは セーフ
暴飲暴食や運動不足、野菜不足、甘いものを多く食べたり、食べるのが早い等がAGEsを過剰蓄積させる原因になるそうだ。 運動不足&多甘いもの ⇒ 数値上昇必至
その他に認知機能を測るための口答検査も行われた。今日から3ヶ月間ローズマリーのある生活をおくる。食べても良いそうなので料理やハーブティーとしても楽しめそう。 3ヶ月後の結果を楽しみに…
追記1
第二回検査結果

2020年12月15日実施
血管年齢が若返った!
ローズマリーのある生活が始まる前に受けた第一回検査結果に比べて血管年齢が5歳若返った。こんなに顕著に効果が出るものかと、驚く反面、うれしい限りである。
この結果が、ローズマリーの室内を漂う揮発物質のみの効果であったらかなりすごいことだ。二回目の検査を受ける約一週間前には大学病院の先生が来宅しローズマリーの鉢植えが置いてあるリビングの空気を採取している。
約40名の被験者のデータを基にローズマリーが健康増進にどのような効果を持っているかがこれから検証される。
調査の結果は4月頃に発表会が催され明らかにされる予定である。
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