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アンパワー水上マーケット

  • 執筆者の写真: Klaa
    Klaa
  • 2020年5月5日
  • 読了時間: 6分

更新日:2023年8月16日


【ตลาดน้ำอัมพวา】タラートナームアムパワー

Amphawa Floating Market Sign
アンパワー水上マーケット桟橋に掲げてある看板

 好きなドラマの舞台になっていたこともあり、行ってみたい場所の一つとなっていた水上マーケット。バンコクからは車で南西方向に1時間半ほどの距離にある水上マーケットで、サムットソンクラーム県を流れるメークロン川から引き込まれた支流に位置している。


 バンコクからツアーを組むと日帰りで約3,000THBもする。しかも、午後発の半日足らずで。1泊してゆっくりしたかったので自力で行くこととした。



 朝8:30にホテルをチェックアウトして、BTSの戦勝記念塔駅【อนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ】アヌーサワリーシャイへ向かう。下車後、バス停付近にごった返すバスの中からNo.28(13THB)を探し出して、乗車。ロットゥー乗り場(サーイタイピングラオ)へ揺られること30分。ロットゥーとは乗り合いバンのことで、ハイエースのようなバンが乗車定員ギリギリまで人を詰め込んで目的地まで運んでくれる交通手段。アンパワーまで70THB。




Ticket booth for Amphawa Floating Market
アンパワー行きロットゥーチケットブース

 ここまであっさりと書いたが、実際はバス乗り場でインフォメーションブースのおじさんに「サーイタイピングラオに行くには何番のバスに乗ればいい?」「ロットゥーに乗りたいんだけどそのバスで大丈夫?」とか、ロットゥーのチケットブースではおばちゃんに「アンパワーに行くのは何番?」とか、色々とやり取りがあるんです。英語が通じれば楽なのであるが、観光地をはずれると全く英語が通用しない。そうなるとタイ語でたどたどしくやり取りをするわけで…












Van Taxi called rottu
ロットゥー内部

 ロットゥーは目的地方面行きという曖昧な運行の仕方で、車内が一杯になるまで発車しない。「人が集まったら呼びに行くので待合室で待っていて」と告げられる。今回の目的地、アンパワーも終点ではなく、あらかじめ降りたい場所をドライバーに告げておくと止まってくれるシステム。アンパワーで降りたのは私一人きりで、ロットゥーはまだ乗客を乗せたまま走り去った。






 The view from the hotel where I stayed
ホテル正面からの景色


 一人旅だったこともあり、ホテルは安く済ませようと思い、マーケット中心から徒歩10分弱の距離にある『NR Homestay』を一晩予約。川に面しており、食事は川を眺めながらとれるみたいだが、入り口は裏通りにあるためちょっと遠回りをしなくてはならないので10分。ドラマのロケに使われていたホテルは1泊1万円ほど、でも、ここは3,000円程度。


The cottage where I stayed
1ベッドルーム スタンダード


夜は "ウシガエル" の大合唱


 1ベッドルーム スタンダードに1泊。受付の直ぐ横の事務所?かと思った棟が今回の宿泊部屋。プレハブに後からシャワールームを増築しましたって感じの建物。部屋は綺麗に清掃されており気持ちよい。リネン関連は一般家庭で使っているようなブランケット・バスタオル等々で、これらも洗剤の芳香が漂いとても家庭的。シャワーは水のみでシャンプー等の備え付けは無し。 水上マーケット中心部からは多少離れているが十分歩ける距離だ。川側からは入れないので、裏の舗装道から民家の横を通り抜けながらアクセスする。観光を終えて夜部屋に戻ると、建物の周り(下からも?)ではウシガエルがうなり声を上げている。翌朝、5時前に人声で目が覚めると、アマガエルにバトンが渡されていた。宿泊していたおじちゃん・おばちゃん集団が大声でしゃべりまくり寝ていられる状態ではなくなったので起床。外の音は壁がないのと同然ごとくよく聞こえる。  共同シャワーがイヤだったので、ここを選んだが、コスパはお世辞にも良いとは言えない。でも、スタッフは笑顔がすばらしい良い感じの方々だった。

◇投稿日 2018年8月15日◇  "Agoda" への投稿を引用



The room I stayed in one night
この部屋に1泊 コンセプトは何?
gekko
先客に出迎えられて…





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Screen shot of the weather in Amphawa
iPhoneのスクリーンショット

 タイの雨期について。雨期と言っても日本の梅雨のようにジトジトと雨が降り続いているわけではない。

 どんよりとした雲の隙間から太陽が顔を覗かせ、強烈な日差しが肌を突き刺すこともある。1日に何度かスコールが数十分地面をたたきつけることがほとんどで、そのあい間を縫って観光は十二分楽しめる。でも、湿度は半端なく高いので少し動くと汗だく、髪の毛は湿気を吸ってクニャクニャのぺっちゃんこ。髪の毛が細くて、隠れテンパーの自分は日本にいるときとは別人となる。

 ここアンパワーでも午後わりかし早い時間帯にスコールに見舞われた。




















 食べたいものが沢山あって悩みまくり、昼ご飯は “クィッティアオ ゲーンソム” に決定。

Thai noodle with orange curry
クイッティアオ ゲーン ソム

 ゲーンはスープカレーのようなものの総称。ソムはオレンジのこと。ゲーンソムはタイ南部の料理で、酸味のあるスープ。それにタマリンドの甘さが加わる。あえて日本語にすると、「オレンジカレー」か。ちなみに、「グリーンカレー」の本名は “ゲーン キヤオ ワーン” ゲーン・緑・甘いという意味になる。だから、本当はカレーじゃないんです。

“クィッティアオ ゲーンソム” をセンヤイ(幅広麺)で食す。40THB




Grilled freshwater prawn and Thai beer
手がもがれちゃってるテナガエビ

 アンパワー水上マーケットは観光客が集まるマーケットというより地元の人たちが週末を楽しみに来る場所というスタンスのマーケット。なのに、結構物価は高い。「テナガエビの姿焼き」、これも絶対食べたかったもので、小ぶりのものが7尾で300THB、それに缶ビール “Chang” を飲んだら、結構な値段になる。





 

durian
フレッシュドリアン

 そして、午後のデザートに “ドリアン” ビニル手袋をもらって、一人でかぶりつくので、ひとかたまりあれば十分。新鮮なものは本当に美味しいんだから。80THB









 かなり期待していた夜の「蛍観賞クルーズ」は不当たりだった。タイの蛍は飛びながら光るのではなくランプー(マングローブの一種)の枝に止まったまま点滅するのでまるでクリスマスツリーのようでこの上なく綺麗だと予習済みだったのにもかかわらず…

 あっ、なんとなく光ってる程度。 生き物が相手なので仕方あるまい。60THB



 夕飯にはカオニャオマムアンを手にホテルへと向かった。



 翌朝は少し早く目を覚まし、というより覚まされ、散歩がてら川の畔まで「気功」をしに足を伸ばした。朝陽が斜め後ろから顔の横を通り過ぎ行く中で、胸いっぱいに吸い込む空気の中に幸せを感じ取り、一人でにまにま。

Qi-gong in the morning light
朝陽を浴びながら "さんとんこう"



 朝食も付いていたようだが、前日に買ったローカルなお菓子を朝食として食べ、水シャワーを再び浴びて、バンコクへとアンパワーをあとにした。



 アンパワーのロットゥー乗り場で係のおばちゃんに「どこでもいいのでBTSの駅の近くで降りたいんだけど。」と言うと「駅には行かないので、降りてからバスかタクシーだね。」と言われた。その辺は、ちょっと立ち寄ってくれたりはしないんだ…30分弱待って、乗車。下ろされたのは前日乗り込んだバスターミナルから大通りを渡った反対側。このいい加減さはタイっぽい。でも、バンコク中心部に向かうのだからこの方が都合はいい。でも、でも、バス路線が違うので、No.28は走っていない。英語が話せそうな若めの女性に「ヴィクトリーモニュメントへ行きたいので何番に乗ったらいいか?」と尋ねると、全く英語が通じない。スマートフォン片手に教えてくれたバス No.515(10THB)に乗り無事に戦勝記念塔駅(ヴィクトリーモニュメント)に到着。



 かかった金額は、1泊したのにもかかわらず1,000THB程。企画ツアー参加に比べて1/3の金額でこんなに楽しめてしまう。   だから、旅はいつも “自分ツアー”!



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